実績

これまでの実績

以下に示す委託事業・補助金等で、プロジェクトリーダーを務め、
産学官との連携で研究コンソーシアムを構築し、新技術・新製品の研究開発をリードしてきました。

平成20年度 戦略的基盤技術高度化支援事業
「自動車パワートレイン摺動部における溶射技術の開発」
提案者:富士岐工産株式会社  申請先:経済産業省 九州経済産業局
研究コンソーシアム:九州大学・鹿児島大学・福岡県工業技術センター機械電子研究所・日産自動車株式会社
事業管理機関:公益財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団

溶射温度を低くできる新しい溶射方法により、自動車パワートレイン(動力伝達部)に適用可能な硬質皮膜形成技術を開発する。資源リスク、硬度、環境負荷などを考慮した鉄ベースの溶射粉体材料の開発を行うとともに、流体シミュレーションを活用して、従来技術では得難いHv800を超える硬度のパワートレイン部品摺動面に最適な溶射皮膜の施工技術と装置開発を行う。
平成23年度 ものづくり中小企業製品開発支援補助金
「コールドスプレー装置と専用粉体材料の試作開発」
提案者:富士岐工産株式会社  申請先:公益財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団
研究コンソーシアム:九州大学・鹿児島大学・福岡県工業技術センター機械電子研究所

固体微小粉体をその粉体の融点以下の温度の高速ガス流で加速し、施工体表面に衝突させ、高耐久性皮膜を得るコールドスプレー技術開発を可能とする低価格・低ランニングコスト・省スペースおよびカスタマイズ可能な高性能コールドスプレー装置を試作開発し、その装置販売と受託加工を自動車産業他、学官界向けに事業化する。
平成23年度 自動車製造基盤技術等促進事業助成金
「トラクションドライブ用高耐久性転動体の製造方法の開発」
提案者:富士岐工産株式会社  申請先:北部九州自動車150万台先進生産拠点推進会議
研究コンソーシアム:九州大学・鹿児島大学

国は2020年度に2009年度に比較して、24.1%の燃費改善要求を検討している。自動車産業界は、更なる燃費向上と動力性能向上を可能にするトラクションドライブ動力伝達機構の実用化を目指しており、本事業では、鉄鋼製転動体部材に高い面圧に対する耐疲労性と耐焼付性を付与するための炭化物系サーメット皮膜を低燃焼温度式超音速フレーム溶射法で形成する高耐久性転動体を安価に製造する方法を開発する。
平成24年度・平成25年度 中小企業産学官連携研究開発事業補助金
「水素ガスを用いた低環境負荷溶射技術の開発」
提案者:富士岐工産株式会社  申請先:公益財団法人 北九州産業学術推進機構
研究コンソーシアム:九州大学・福岡県工業技術センター機械電子研究所

製鉄産業のコークス乾式消火設備用ボイラーチューブ等の長寿命化に実績がある溶射施工に使用される溶射・フュージング用の炭化水素系ガスに換えて、水素系ガスを用いた低環境負荷溶射技術及び専用鉄系溶射材料を開発し、CO2の排出量の半減を目指す。
平成25年度 IST研究FS事業 実用化試験枠
「ナノポーラスアルミナ触媒担体の開発」
提案者:富士岐工産株式会社  申請先:公益財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団
研究コンソーシアム:東京大学

燃焼器、改質器、除害装置等のマイクロリアクタへの応用を目指し、700℃以上の高温での高活性触媒層形成のためのナノポーラスアルミナ触媒担体の形成技術を確立する。特に、コールドスプレー(CS)技術によるアルミニウム(Al)皮膜の成膜パラメータが、Al皮膜中の粒子の結晶方位や転位形成が陽極酸化処理後の表面性状(ナノポーラス)に与える影響を詳細に検討し、基盤技術を確立する。

受章・受賞・表彰

授与者章・賞表彰内容期日
日本国天皇瑞宝単光章令和2年 秋の叙勲令和2年11月
厚生労働大臣功労賞令和元年度職業能力開発関係表彰令和元年11月
中央職業能力開発協会表彰状平成22年度職業能力開発関係表彰平成22年11月
日本溶射協会優秀賞高温学会溶射部会日本溶射協会合同講演会平成21年12月
ASM Thermal Spray SocietyCertificate of Merit Award2007 International Thermal Spray Conference平成19年5月
福岡県知事感謝状職業能力開発行政に寄与平成17年11月

令和2年秋の叙勲「瑞宝単光章」受章

厚生労働大臣表彰「功労賞」
(令和元年度職業能力開発関係表彰式)

研究発表資料

アクセス

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坂田一則 技術士・労働安全コンサルタント事務所
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